[2016年、免税店の展望 ①] 今年韓国を訪れる観光客1650万人、24%増加予想、免税店の春秋戦国時代の開幕
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[2016年、免税店の展望 ①] 今年韓国を訪れる観光客1650万人、24%増加予想、免税店の春秋戦国時代の開幕
  • 김선호
  • 승인 2016.01.06 12:39
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文化体育光部「2016年、海外からの光客 1,650万人誘致を目標」、昨年比約24%成長 韓国を訪れる観光客数が増加しても、免店が百家鳴式に増え、税の春秋戦国時代に突入

A_1224 写真=ペク・ジン記者/ 観光客で溢れる仁川国際空港

文化体育観光部は昨年12月30日、「2016年には海外からの観光客を1,650万人誘致し、2017年には待望の韓国訪問客2千万人時代を開く。」と具体的な目標を示した。このような展望の根拠として、2015年中東呼吸器症候群(MERS)の感染問題が発生した6·7·8月を除くと、2014年同期に比べ観光客数が毎月6~9%成長している。韓国の免税市場は海外からの観光客数の増減に敏感に反応する事業であるため、2016年の観光客数の増加が予想される中、2015年に比べ目標売上高のバラ色展望も可能だ。しかしソウル市内に新規免税店が登場し、新しい立地に免税店が相次いでオープンする中、韓国の免税市場は「春秋戦国時代」のような「血みどろの戦い」が予想されている。2015年の観光及び免税市場を振り返り、2016年今年の観光及び免税市場の版図を予測してみる。

2016年、海外からの光客数の目標はバラ色、しかし「不測の事態」にも徹底して備えるべき

昨年、観光及び免税市場は巨大な危機と共に混乱を経験した。6月から突然始まった中東呼吸器症候群(MERS)事態を受け、海外からの観光客数が半減し、ときならぬ荒波にもまれた。これは世界観光市場の「大口顧客」である中国人観光客数の急減につながり、韓国の免税市場は直撃弾を受けた。

2015年6月に韓国を訪れた中国人観光客数は329,044人で、前年同期の628,736人の半分程度だ。7月と8月までも観光客は半分程度であったが、9月には次第に回復傾向に向かった。2015年の海外からの総観光客数は約1,324万人(2015年12月は前年同月の訪問客数からの推定値で合算)と分析される。2014年の約1,427万人に比べ約7%減少したが、「善戦」したという評価だ。

これはつまり、さまざまな変数に応じて観光市場が大きく揺らぐことを直接的に示す事例だ。中東呼吸器症候群(MERS)事態のような悪材料が発生するようになると、2016年の目標である観光客「1,650万人」誘致もバラ色の希望に過ぎなくなるだろう。

RE_009 写真=キム・ソンホ記者/ 今年1月2日、海外からの観光客で溢れる明洞市街

 

特に、中国市場の変化にも神経を尖らせている。業界関係者は、「中国人のパスポート保有率は5%に過ぎないため、観光市場の潜在的成長力は大きい。」とし、「特にビザを比較的簡単に取れる韓国、日本、タイがその恩恵を直接的に受けている。」と話した。これはつまり中国のビザ政策が緩和されれば、世界の観光市場の版図も変わる可能性が高いことを示唆する。韓国の観光市場は中国人観光客への依存度が高いだけに、それに備えることも重要である。

したがって観光業界の立場では、日本からの観光客が新しい代案として浮かび上がっている。日本からの観光客は減少傾向にあるが、国際関係が好転するにつれ今年は大幅に成長するとの見通しだ。それと共に韓流ブームが拡散している東南アジアからの観光客に対する体系的なアプローチも必要であり、中国からの観光客だけでなく、さまざまな国からの観光客に対する多角化された政策が必要だという指摘だ。

「ショッピング」目的の中光客を狙う市場は混乱期

2016年1月1日、ソウル市内の最大観光名所である明洞は、韓国を訪れた観光客で溢れた。ショッピングを楽しむ中国人観光客にとって明洞は、必ず訪れるべき場所だ。明洞の市街は、足の踏み場もないくらいだ。近くにあるロッテ免税店本店(小公店)も観光客にとってはショッピングのメッカだ。中東呼吸器症候群(MERS)事態が解消した後、免税市場は好況期に入ったが、予想されていた激変期が目の前に迫った。そのため「春秋戦国時代」に入った韓国の免税店は、観光客誘致や売上高目標に赤信号が灯った。本格的な競争体制に突入した免税市場が、観光市場全体に好材料となるか、悪材料となるか、一寸先も見えない状態だ。

JH_004 写真=キム・ソンホ記者/ 2015年12月24日にPre-オープンした「新羅IPARK免税店」の様子

HDC新羅免税店の「新羅IPARK免税店」が昨年12月24日に、そしてハンファギャラリアの「ギャラリア免税店63」が28日にオープンした。また最大の観光名所である明洞の近くには新世界DFの新世界免税店が、東大門に位置する斗山タワーにはドゥータ免税店が今年4~5月頃オープンする予定だ。2016年、韓国では免税店の間でまるで春秋戦国時代のような激しい競争の幕が上がったのだ。中小企業であるハナツアーが展開する「SM免税店」も、1月仁寺洞にオープンする予定だ。

明洞、南大門、奨忠洞、東大門、竜山、汝矣島、仁寺洞などソウルの至る所に免税店が布陣しただけに、ターゲットとなる観光客を誘致するために激しい「 血みどろの戦い」が展開されると予想される。今年は観光客誘致の目標に応じて2015年比20%の成長が予想されるため、免税市場全体の売上高は高まると予測されるが、マーケティングに成功した免税店とそうでない免税店間の格差が広がり、個別免税店の売上は急減する可能性もある。限られた観光客を巡って免税店間の「ゼロサム」ゲームとなり、旅行会社に支払う手数料競争も激化し、深刻な消耗戦になる恐れがあるとの「灰色」の展望だ。

また、団体旅行客よりも購買単価の低いFIT(個別自由旅行客)の数が次第に増えていることも免税店にとっては敏感な要素だ。これは海外で認知度の高い従来の免税店事業者には有利に作用するだろうし、新規免税店にとっては乗り越えるべき課題となるだろう。

RE_010 写真=キム・ソンホ記者/ 今年1月2日、冬シーズンを迎えた新世界百貨店本店の全景

特に、明洞に次いで南大門市場にまで観光名所を拡大するという抱負を明らかにした新世界DFの動向に業界が注目している。新世界は韓国の流通名家として、新世界百貨店本店に「アメージングな免税店」をオープンすると発表した。新世界DFが免税店をオープンすることになると、韓国の免税市場は激しい台風の目に入ることになる。2015年に免税市場の激変が始まったとすれば、2016年には台風の影響圏に本格的に入ることになり、4~5月頃にはその形が見えてくると予測されている。

一方、文化体育観光部及び韓国観光公社は、2016年の観光市場の展望について「バラ色」の希望を抱いて目標達成のために力を注ぐものと思われ、免税業界も「大口顧客」の観光客誘致に本格的にエンジンをかけ、観光市場の底辺及び免税市場の拡大のために死活をかけて競争すると予想される。しかしさまざまな変数に応じて揺れ動く観光市場の性質からすると、それに備える業界関係者の協力も必要であるだろう。

 


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