[2016年、免税店の展望 ➃] 既存の免税店も手に負えない…一度に集中する物量、新規免税店が耐えれるか?
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[2016年、免税店の展望 ➃] 既存の免税店も手に負えない…一度に集中する物量、新規免税店が耐えれるか?
  • 백진
  • 승인 2016.01.15 15:06
  • 댓글 0
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昨年の物量の爆発的増加による大量未引渡事件はもちろん、最近の仁川空港手荷物事故など、徹底した対策が必要
新規免税店の物流管理システム、まだ立証されず集中する時期には物流大乱の恐れ


全ての在庫を仕入れてから販売しなければならない免税店運営の特性から、営業利益の増減は在庫管理から始まると言っても過言ではない。倉庫面積にも限界があり、新商品購買のための資金を作らなければならないためだ。その時販売できなかった物品は、結局事業者の在庫負担として返ってくる。

実際に昨年一年間、各免税店の物流関連チームは数回の危機に瀕した。上半期には売上増加で爆走する物量に押しつぶされ、下半期には中東呼吸器症候群(MERS)で溜まった在庫に押しつぶされた。予想より大きい物量増加で発生したエラーによる、大量の未引渡が発生した年でもあった。

A_2P9A0013 写真=出国者で溢れる昨年5月のメーデー期間の仁川空港の様子。当時一日平均4万件であった引渡し商品の件数が7~8万件に急騰した。

 
ある免税店関係者は昨年を振り返り、「市場の状況に応じて増減幅が大きいため予測が難しく、在庫量管理で何よりも苦労した年であった。」と評価した。各免税店が自己システムを通じて効率性を高めてきたが、予想できない変数には、まだ流動的に対応するのに限界があることが分かる。

文化体育観光部が予測する、今年韓国を訪れる観光客数は、昨年比24%程度増の1,650万人である。もしこの予想値通りであれば、売上高もその分増えることになり、物量も増える可能性が高い。今年新しくオープンしたソウル地域の5つの新規免税店の場合、効率的な物流管理システムを構築することの重要性が高まったと言える。

韓国1位のロッテ免税店では、入庫された物量の半分以上が売れた製品の場合、ディスカウントを通じて在庫を無くしている。売れた分だけさらに多くの新製品が入ってくることで、全体のボリュームを育て、回転率も高めるという薄利多売戦略だ。ロッテ、新羅、ウォーカーヒル、新世界などが自己の物流システム開発に力を注いだのもこのような理由からだ。

写真=キム・ソンホ記者/ (9)郵袋包装及び搬出 写真=ロッテ免税店の仁川統合物流センター。引渡場へ移送される免税品が倉庫をぎっしり埋めている。

 

最近オープンしたHDC新羅免税店とハンファギャラリアも、免税品引渡しのために仁川自由貿易地区に物流倉庫を設けた。HDC新羅は国際郵便物統合センター近くの指定積置場内に約500坪を、ハンファギャラリアも自由貿易地区内のHロジスティックスに約500坪に近い面積を確保した。しかし、これは既存の免税店に比べても極めて低い水準で、2万9千坪のロッテ物流倉庫の約30分の1に過ぎない。特にロッテの3つの市内売場の合算面積に匹敵する8,300坪の売場を運営することになるHDC新羅は、売場の大きさに比べ倉庫の面積が狭いという指摘だ。

仮オープン状態の両新規免税店は、現在としては大きな問題はないという立場だ。しかし中国人観光客が集中する春節とメーデー、夏のバカンスシーズンなどに利用者が急増する場合、物量も爆発的に増えることから、今後の物流倉庫増設の必要性は認めている。

ハンファギャラリアの関係者は、「仁川の物流倉庫の実面積が1,000坪に近く、金浦と市内売場でも適正な倉庫面積を保有しているため、当分は無理がないと考える。」と話した。HDC新羅側は、「売場内の倉庫を始め、現在の物量ではまだ問題がない。その時に応じて倉庫の規模を増やすことになるだろう。」と伝えた。

しかし、仁川自由貿易地域内の物理的空間が足りないだけに、このような計画が実現されるかどうか疑問である。その上、現在仁川空港の免税品引渡場も工事に入った状態で、3月以降でなければ正常運営が難しい。 引渡場の面積が従来よ30%ほど増えたにも関わらず、臨時で運営される数ヶ月の間は混乱が避けれない模様だ。2月初めに中国最大の祝日である春節期間があるだけに、業界も緊張の糸を緩めない。内外からの利用客が重なる時期であるだけに、徹底した準備が必要である。

b_0501_004 写真=仁川空港の免税品引渡場に立ち並ぶ人々.

 
一方、業界の積極的な物流管理と業務の効率化のために、現在免税店協会が代行している引渡場の運営が、むしろ非効率を生んでいるという指摘もある。ある業界関係者は、「告示規定上、協会が運営主体となっているが、市場が次第に競争体制に変わり制度が変わったことで、これを全て受け入れるには無理がある。」とし、「市場の変化に相応しい規定と合理的な制度の補完が必要だ。」と伝えた。

 


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