[免税キーポイント] 保税物流管理の模範解答を提示した「ロッテ免税店の統合物流センター」
상태바
[免税キーポイント] 保税物流管理の模範解答を提示した「ロッテ免税店の統合物流センター」
  • 김형훈
  • 승인 2015.11.19 13:36
  • 댓글 0
이 기사를 공유합니다

ロッテ免店、体系的な物流システムを公開することで、「先進物流管理企業」であることを再確認
850
万個の物品、約8兆ウォン規模の在庫を収容できる統合物流センターを運営
独自の統合物流システム「グロ」を利用して、税関の在庫管理システムとの互換性を高める

写真=キム・ソンホ記者/ 永宗島自由貿易地区内のロッテ免税店第1統合物流センターの全景 写真=キム・ソンホ記者/ 永宗島自由貿易地区内のロッテ免税店第1統合物流センターの全景

永宗島自由貿易地区内に統合面積1万6,300坪の第1・2統合物流倉庫を運営する

ロッテ免税店が、自社の先進物流システムを公開した。

35年間、韓国免税業界でトップの座を譲らないロッテ免税店の原動力は、「先進物流システム」にあると言っても過言ではない。4兆ウォンを超える売上規模からも分かるように、その物流量を処理するために、ロッテ免税店は現在、仁川自由貿易地区に2ヶ所の大型統合物流倉庫を運営している。第1物流センターでは、主として化粧品や香水、第2物流センターでは電子製品、煙草や酒類及び雑貨などを取り扱っており、これらの倉庫から各空港の引渡所と売場の需要に合わせて商品を供給している。各業務パートと作業方式が知的財産権に連結しており、保税品の流出防止など保安が厳しいため、一般には公開し難いものであるが、免税業界の専門誌である韓国免税ニュースには特別に物流センターを見学できる機会が与えられた。3回の連載記事を通じて、ロッテ免税店の先進物流システムを詳しく探ってみる。

 

- 記事の順序 -

(1) ロッテ免物流センターの構造及び物流プロセスの解剖
(2) グロシステム(情報システムネットワークプログラム)の優秀性
(3)
ワンパッキングサビスの導入とそれを基にした物流プロセス体系


多くの物量にも
率高く最も忙しい免物流倉庫
直接目にしたロッテ免税店統合物流センターの初印象は、「忙しい」だった。延面積54,000㎡(約1万6,300坪)に約460名の人員が、365日24時間休みなく働いているところ。850万個が在庫保有でき、一日平均4万件、最大8万件の保税物流を処理できるロッテ免税店の統合物流センターは、毎年成長を続けている免税店の安定した物流供給策としての役割を忠実に果たしている。ロッテ免税店は市場の拡大に備え、在庫管理と物流の円滑な流れのために、2000年度初めから物流システムの構築に集中してきた。2007年2月、免税業界初の統合物流センターを設立し、各種の先進システムとプロセスを導入した。これまで物流システムの整備に600億ウォンを投資するなど、巨大な物流量にも安定した供給をし続け、先進物流トレンドを率いるリーディングカンパニーとしての地位を築いた。業界でも、ロッテ免税店が保税運送パラダイムの転換をリードしたと評価されている。

 

既存の枠を破り、革新を遂げる
ロッテ免税店が統合物流センターを設立する前は、市内免税店で売れた商品は、顧客の出国スケジュールに合わせ、売場から保税運送を通じて空港の引渡所に送られていた。しかし、売上の増加幅が拡大するにつれて売場の保税倉庫が収容能力の限界を超えるようになっため、ロッテは非関税区域である「永宗島自由貿易地区」を活用して物流システム全般を画期的に切り換えた。海外から国内に通関された保税品を自由貿易地区内に搬入させることで、保税売場に移すことなくそのまま空港引渡所に送れるようにしたのだ。そのおかげで仁川空港を利用する出国者は出国3時間前までオンライン購入ができるようになり、ショッピングが便利になった。さらに、顧客が購入した商品を引換券単位で束ねて一度に渡すことのできる革新的なワンパッキングシステム概念を業界で初めて取り入れた。

 

写真=キム・ソンホ記者/ 2次検収に入った作業場の様子 写真=キム・ソンホ記者/ 2次検収に入った作業場の様子


パッキングが顧客に渡されるまで
ロッテ免税店が初めて導入した「ワンパッキングシステム(one-packing system)」は、一人の顧客が幾つかの売場で購入した商品を一つのパッキングにまとめる免税品引き渡しサービスだ。ロッテ免税店の物流関係者は、「ワンパッキングシステムは、市内に多数の店舗を持つロッテ免税店には、とりわけ必要なものだった。」とし、「ワンパッキングの概念は、物流センターができる前に引渡所内で始まったものだが、 スペースが狭くて困難だった。しかし統合物流センターがオープンしてからは体系的なシステムとプロセスを通じて効率的に処理できるようになり、作業効率と生産性を高められるようになった。」と説明した。このワンパッキングシステムにより、顧客一人当たりの免税品引き渡し処理時間を60秒以内に短縮するなど、引渡所の業務効率を高めた。ロッテ免税店物流分野の協力会社の関係者は、「物流システムの全過程における長い経験を通じて最も効率的な方法を探り出し、さらに先進化された方法を工夫するために今も様々なチャレンジを続けている。」とし、「保税管理能力を評価する上で物流インフラが最も重要な要素として作用するだけに、持続的な投資と開発を通じて無欠点の保税貨物管理を実現していきたい。」と話した

 

写真=キム・ソンホ記者/ 出国日別にまとめられた顧客の免税品。全てワンパッキング作業で行われている。 写真=キム・ソンホ記者/ 出国日別にまとめられた顧客の免税品。全てワンパッキング作業で行われている。


世界的に認められた物流システムの競争力
ロッテ免税店のこのような優れた物流管理システムが認められ、昨年のオンラインサービス部門での情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証に次いで、今年7月にはAEO(輸出入安全管理優秀業者)認証まで獲得した。このような成果には、2年前に導入されたロッテ免税店の統合物流電算システムである「グロービー」の役割が大きかった。ロッテ免税店で200億を投資して作られたこのプログラムを利用すると、税関申告をするサーバーと独自の在庫管理システムが互換され、統合電算処理が可能になる。グロービー内で注文から販売量、物流倉庫の在庫、搬出入など各種の物流情報を統合管理することでミスを減らし、業務効率を一層高めた。

 

写真=キム・ソンホ記者/ 積み置きしてある商品をスキャニングして引換券別に分類できるデジタルカート。ロッテが独自に開発したもので、ミスを減らすのに貢献している。 写真=キム・ソンホ記者/ 積み置きしてある商品をスキャニングして引換券別に分類できるデジタルカート。ロッテが独自に開発したもので、ミスを減らすのに貢献している。

 

このようにロッテ免税店は、韓国内の保税運送手続きを新しく再編することで、世界最高レベルの物流システムを構築し、現在まで業界の質的な成長を導いてきた。イ・ホンギュンロッテ免税店代表が公開の席で堂々と「韓国内にはロッテ免税店の競争相手はない。」との所信を表明したのも頷ける。ロッテ免税店が統合物流センターを通じて物流コストを削減し、物流の効率性と生産性を大きく向上させ、それによって市内免税店の売場効率を高めたことは、最も大きな成果として挙げられる。ロッテ免税店の関係者は、「売場の保管倉庫へ移されていたほとんどの商品を統合物流センターで処理できるようになったため、陳列スペースを増やすことができ、売場の効率を高められるようになった。」とし、「今後もコスト削減と在庫の合理化、売上向上を目標に、さらに効率的な方法を考案していくために努力する。」と話した。

 

 

 

 


주요기사
댓글삭제
삭제한 댓글은 다시 복구할 수 없습니다.
그래도 삭제하시겠습니까?
댓글 0
댓글쓰기
계정을 선택하시면 로그인·계정인증을 통해
댓글을 남기실 수 있습니다.